1年越しのお礼

本日は2020年3月8日(日)。

1年前のあの日にSSAに行っていなかったらどんな人生になっていただろうか。

2018~2019年は二つの意味で転換期となったが、間違いなくこの日は忘れられない日となった。

 

間接的なきっかけは2016年10月15日に行われたシンデレラ4thライブSSA公演Day1であったと思う。初めて出会ったプロデューサー仲間から勧められて(なぜか)岩手のLV会場で見たこのライブが生まれて初めてライブのすごさを知った日になった。一番印象的だったのは大槻唯役の山下七海さんであった。

大槻唯というキャラクターは太陽みたいに明るい子くらいしか知らなかったが、山下七海さんがその強いキャラクター性に負けるとも劣らないほど輝いていて、Radio Happyのときが一番輝いていて直視できないくらいだった。

この瞬間に感じたことは、大槻唯を担当にしようというものであった。

 

3年後にこの発想はどうだったのだろうと考える日が多いのだが、当時声優という存在についてあまり見ていなかった自分にとっては、これは仕方ないと考えるしかない。これまでの人生において声優という存在とタレントという存在はほぼ同格になるくらい縁遠いものだったからだ。

 

時は流れて2018年11月10日。この日はシンデレラ6thライブメラド公演。山下七海さんがご出演されるとのことで、大槻唯フルグラTシャツの企画に参加をしそれを着てメラドの回りをぶらぶらしていた。他のコンテンツのオタクだとそんなことはないかもしれないが、アイマスのP(=オタク)は同じアイドルの担当だと感じるや否や寄ってきて名刺(といっても自分を特定するPネームやツイッターID、ゲームIDが書かれたもの)を交換したり少し話したりと意見交換をする。僕も例に漏れず大槻唯が好きな人とつながることができた。

 

そうすると、大槻唯が好きだという人の中に山下七海さんも好きで推している人とも繋がることになるのである。必然的に山下七海さん関連の情報も流れるようになった。2年前とは違いこの頃には声優を推すということを覚えた自分にとって、山下七海さんも好きな声優の内の一人と数えていた。

 

そうして年末。WUGファイナルライブの日程が発表されるや否や、このことについてのツイートが目立った。その中にこのような文面のツイートを見かける。

 

山下七海さんでも大槻唯が好きな人でも、このライブに是非来てほしい。これを見ないことには彼女の全てを語れない。

 

この来年3月に解散するこの声優ユニットにそういえば山下七海さんもいたなぁと改めて認識した。ここまで言われるこのライブはどんなものだろうか。そしてこの声優ユニットってどんなユニットなのだろうか。声優ユニットWake Up, Girls!に初めて興味を持った瞬間である。その後に放送されたWUG忘年会も見てみると、本当に家族以上に親しい7人の姿を見た。カメラが回っているのにとてもリラックスしていて、気兼ねなく話しており、全員それがあたりまえだというような雰囲気だった。単純にいいユニットだなと感じた。

 

しかし興味を持ったはいいものの、自分のような最後のライブだけ行くことは許されるのだろうかを疑問に感じた。でもそんな不安もこうオタクは言う。

 

今のままじゃSSAはぶっちゃけ埋まらない。だからいろんなオタクに来てほしい。

 

悲痛とも思えるこのツイートで行くことを決心した。初見でも大歓迎だと言われて、不安もない。ライブレポも検索して読んだりしてみて、ライブ上での彼女たちはすごいということも知った。多分行かなかったら後悔するだろうと感じた。こうしてFFで募集していた7連番に入ることになったのである。

(ここで、年明けの徳島公演や仙台公演などは行けたのでは?と抱く人がいるかもしれないが、1,2月はとても忙しい時期であったためやむなく見送ってしまった。今考えるとめちゃくちゃ行きたいと感じたし恋愛サーキュレーション好きな自分にとっては愛知公演も羨ましかった。構わずライブに行っていたらSSAにすら行けてなかったとは思うけど・・・)

 

そうして3月8日。大宮のネカフェでWUGアニメを1周して、いいアニメだと感動をし寝ずそのままSSAまで足を運んだ。ライブはいっぱい楽しんで、いっぱい泣いて、いっぱい考えさせられ、間違いなく人生で最高のライブだった。ライブ感想は別の機会に回すとして、ここで本当に言いたいのはSSAまで連れて行ってくれたオタクたちに感謝をしたいということである。本当にありがとう!!

 

色々な想いや奇跡が重なって連れて行ってくれたと思っている。

終演後、7連番のオタクからこう言われた。

 

「今日は来てくれてありがとう!」

 

この返しをちゃんとしてなかったと思うけど、感謝するのはこちらも同じだ。

こんな奇跡的なライブに参加させてくれてありがとう!

 

しかし当時こんなことを言ってもきっと軽く聞こえてしまうと感じる。

1年経っても、この気持ちは変わらない。むしろ大きくなった。

あのライブの後、それぞれの道を進んだ7人の姿を全部とは言えないけれど追っていた。彼女たち7人は本当に個性的で自分のやりたいことに向かって進んでいる。その姿

を見ていて、本当に飽きないし楽しい。きっとSSAに行ってなかったらこんなことにはならなかっただろう。個々でもこんなに強いのに、7人揃ったときは本当に最強の7人だったと改めて感じる。

 

最強の7人の姿を見せてくれて、ありがとう!!!!!!!

 

Polarisで肩組んだのは消えることのない想い出になりました。

 

本当にありがとう!