Run Girls, Run!と走れて幸せでした

みなさま、ごきげんよう

 

あくと拍手喝采と申します。

 

ランナーとして、最後の文章を綴ります。

 

僕が最初にランガちゃんと出会ったのはとってもひょんなことでした。

ななピで厚木那奈美さんのことは知れども、他の2人のことは知らず・・・。

初めて3人ことを見たのはらんがばんのMONACA回。

・・・おいおい、こいつMONACAの二人が出ているから見たんじゃねえの?と思ったかもしれませんがそうではなく、当時北の方に住んでいた時代で、水曜日にある朗読劇を観劇するためにその前の日曜日からそのまま東京・浅草に泊まった先のホテルでたまたまつけたのが、このらんがばんだったのです。

その時の印象は、林さんがじゃかじゃかやっていて、3人ともどこがぎこちなく、それでも一生懸命だったのを覚えています。

らんがばんをリアタイできたのはこの1回きりでしたが、その後はななピで厚木さんのことにも注目して見ていたのを覚えています。

 

オタク仲間から仙台アニメフェスでShare the lightを浴びてよかったよ!と感想をいただき、MVを見てライブにも行ってみたいなと思うようになりました。

3人4脚自由形がスタートし、本格的に興味を持ち始め、バレホワ行きたいなと思うようになったのですが、みなさんご存知のとおり・・・。

 

それでもランガ公式で上げていた動画や配信、Share the Night、ネットサイン会やリンクライブと、各媒体で配信を続けてくれたからこそ、ここまで嵌れたのかもしれません。

2020年の気持ちのままでバレホワイベントに行っていたとしても、どうだったかわかりません。

 

つもりに積もって、初めて行けたのが2021年のホワイトデー第3部。

大雨の中、降りる駅を間違えてめっちゃ歩いたのを覚えています。

連番者はツイッターで知り合っただけという間柄のカツフィッシュくん。

しかもプレプレの最後列。横に同じく最後列のポテチが台詞採用されて嬉しそうにしていましたねw

あのイベントはさんよんを見ていた僕にとっては、さんよんのままの3人の姿をとても映してくれて、安心感があってよかったです。

ライブパートではキラジュエが聞けてめっちゃテンション上がったり、キラスタでMIXクラップを聞いて爆笑しちゃったのを覚えています。

何より、3人がライブしている姿がとってもよくて、鮮やかなダンス、めっちゃ声の通る歌声、かわいすぎるという3拍子が揃っていて、今後も行ける限りライブに行こうと心に決めたのでした。

 

単独ライブ・イベントとしてはRun4You!!!、sweet Devil♡、sweet Angel♡、Get Set, 5!、新しい道の先へという5公演しかありませんでしたが、それ以外のフェスイベントやリリイベ、その他小さいイベントのほとんどに行ってきました。(ランガ名義だとSACO FES DXと厚木さんが怪我でいなかったリリイベ以外全部行ってました)

 

めぇええええええええええええっちゃ走り切ったなぁと我ながら思います。

もちろんコロコロ前からこの調子で走り切りたかった気持ちもありましたが、それでも丸2年通い詰めていけたのはひとえにランガちゃんが素晴らしかったというのと、ランナーさんたちに出会えたからだと思います。

 

本当に、出会えてありがとうございました!!!!!!

出会わせてくれたランガちゃん、出会ってくれたランナーさん全てに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

最後に、Run Girls, Run!の3人に贈ります。

(お手紙にも認めてはいますが)

 

林鼓子さん。

あなたの歌声を聞いた瞬間に、絶対売れると感じました。

ステージ上で輝いているあなたの笑顔はまさにダイヤモンドスマイル

新しい道がなぜかもう少し知ってしまっていますが、絶対この状況に満足しない向上心があると信じていますし、これから先さらにいばらの道になっても、これからも走り切ってください!

 

森嶋優花さん。

あなたに何回泣かされたことでしょうか。

ファイナル昼公演のアーカイブ見て、当日は泣かなかったのに泣いてしまいました。

言葉の節々、めちゃくちゃ重いなって感じて。

それはひとえに陰ながら努力してきたからだと思います。

これからも愛嬌を振りまきながら、夢に向かってください!

 

厚木那奈美さん。

ここまで書いてきたように、Run Girls, Run!に出会ってから、本当に幸せでした。

数々の思い出や出会い、どれもこれも宝物になりました。

出会わせてくれて、本当にありがとうございました。

ダンスの美しさ、歌声、お顔、全部好きです。

高校の頃、結婚するなら容姿か性格かという討論をしたことがあり、自分一人だけ性格と主張してフルボッコにされた覚えがあるのですが、これは性格がいい人は容姿もいいという理論によるものです。

あなたがその答えだと確信しています。ありがとうございます。

持ち前の芯の強さといい意味でマイペースな性格で、大きい夢に向かって走り続けてください!

 

Run Girls, Run!さん。

MCやバラエティでの3人のトーク

全然飽きなかったし、どれもこれも楽しかったという思い出しかありませんでした。

ライブパフォーマンスはかっこいい曲はバチバチに決めてくるのと、かわいい曲では笑顔を振りまくという2面性を持ち合わせ、どちらの曲でもダンスパフォーマンス力は知らない人にも目を奪われてしまうくらいでした。

間違いなく、一番楽しい現場でした。

今まで、本当にありがとうございました!!!

 

以上、あくと拍手喝采でした。

 

Run Girls, Run!のMV感想文、書いてみた!

みなさん、こんにちはー!あくとです!!

 

本記事はアドベントカレンダー企画19日目の記事になっております。

 

Run Girls, Run! Advent Calendar 2020 - Adventar

 

昨日のキッチン!さんのブログはランガリング・シンガソングの歌詞についての考察記事でした。

歌詞との向き合い方がとても斬新で、ワンフレーズにクローズしてのアプローチ方法は今後の参考になりました。

 

明日はななこさんで四季曲についてみたいです。

四季曲は考察記事が数多くありますが、人によって視点や考え方がとても多岐に渡っているので、毎回読むのが楽しみです。

 

さて、今回はRun Girls, Run!ちゃんのMVについての感想を書いていきます。

(さんよん#13のパクリじゃないかって?やってみたかっただけです)

 


Run Girls, Run!の3人4脚自由形#13

(ニコニコチャンネルで見れる後半では他の楽曲のオーコメも見れます。)

 

はやまるブログ並の感情を乗せられるかはわかりませんが、熱量がある記事にしていくつもりです。

YouTubeにMVがフルで載っているので、CDを持ってないという人でもMVを見られちゃう時代に感謝をしつつ、さっそくやっていきます!

 

1.スライドライド

 

(46) Run Girls, Run! / スライドライド - YouTube

 

まず、垢ぬけてない感がすごい!

特にはやまる!!

リリースがほぼ3年前、1stシングルで上京してそんなに日が経ってないのもありますが、女の子って本当に成長するのが早いんだなって・・・。

 

寒い中で半そで衣装と寒さマックスすぎてこちらまで寒くなっちゃいそうですが、それでも頑張った感があります。同時にとても緊張しているのか顔がこわばっている感じがあるのが最近ライブなどを見ているからかわかりましたね。

 

お気に入りは1:09と3:30あたりのあっちゃんの表情と振りがとても好きです。それにしても撮影地があっちゃんの出身地である長野だったわけですが、雪と同じくらい、いやそれ以上に肌が白いのがとてもわかります。

 

このMVは1stシングルというスタート地点的役目もありそうです。ランガリング・リンクライブで披露された際に別の曲ではないのか?と勘ぐってしまうくらい歌声が洗練されており、目を見張るものがありました。振りについても0:36あたりの部分は顕著に違っていたと思います。

粗削りな彼女たちの様子が記録されている感じがありますね。

 

2.キラっとスタート

 

(46) Run Girls, Run! / キラッとスタート - YouTube

 

プリチャン最初のOP。振り付けがi☆Risっぽさというかプリパラ曲っぽく見えます。この曲に限らずですが、プリチャン曲の振りは見ていてマネしたくなるくらい好きです。(運動量は半端ないですがw)

 

髪型が神!!三人とも違いますが、かわいいヘアアレンジをしてもらって、いいねの嵐!

 

笑顔が飛び交い、彼女たちとデートしている感がとてもかわいい~MVで、こちらまで思わず笑顔になってしまいます。特に0:53からのもぐもぐパートは三者三様で、最後のもっちーがちょっと上を向くところがかわいい!

 

もぐもぐタイムもかわいいですが、2:16からのサングラスタイムにも注目してください!はしゃいじゃう三人かわいい!

 

かわいい成分満載なので、かわいい成分補給に丁度いいMVです。曲がちょっとパワフル目なので、エネルギー補給も兼ねられ一石二鳥!なんか某かわいい~さんみたいになってしまいましたが、かわいいものはかわいいんだから仕方ない!そうですよね!!

 

3.Go!Up!スターダム!

 


Run Girls, Run! / Go! Up! スターダム!

 

打って変わってこちらは学校での彼女たちが見られるMV。青春感がとてもあり、フレッシュな彼女たちにとてもぴったり。余談ですが1stライブパンフはこの制服姿の写真が載っております。(公式でもう買えないのが残念ですが・・・)

 

0:43からのあっちゃんが一人で踊ってキメるところのもっちー、ちょこんと座って顔ふんふんとしているところ、よくないですか???髪ギザギザなのもたまらなく愛おしいんじゃが・・・???

0:56あたりのはやまるが顔を小刻みにしながら伸ばし部分を真似るのも注目ポイントです。そこまで意識しながら撮っているんですか!!と感心せざるをえないです。

2:03からのくるくるちょんからのあっちゃんスマイル!!はいかわいい~!!はやまるをちょい見ちゃうのもいいですねw

 

三人で放課後にダンス練習をしている風なところや、3:24あたりの手をつないでジャンプするところとかまさに青春そのものって感じがいい・・・。未来永劫仲良しであってほしいって思っちゃいます。

 

4.Break the Blue!!

 


Run Girls, Run! / Break the Blue!!

 

きちゃあああああああああ!!!MV+振りかっちょいいランキング堂々の第一位曲!!!定期的に見たくなるMVなのですが空を翔る疾走感がランガちゃんにとてもマッチしているのがいいんですよね~!!イントロで上がっちゃうのは仕方ない!

 

CAっぽい制服風衣装もめっちゃキュートで好きですが、なんといっても飛行服!!ロマンが詰り過ぎている・・・!

 

サビの"Break the Blue!!"の部分の振りが特に好きです。マネしたくなっちゃいます!!!航空機が空を旋回するように見立てるのが斬新で、一気に好きになりました。

 

1:45あたりからのはやまる!!いや、色気出しすぎじゃね???いきなりどうした???この部分のはやまるにいつもくぎ付けにされてしまいます。open the gateの部分、ライブだとめっちゃ伸ばしてアレンジ加えるのめちゃんこ好き・・・。はやまる楽しそうに歌っているのがええんよ・・・。

 

2:05のそのすべ↑ての上がり方がめちゃ好き!この音じゃないと好きじゃない!!!てなっちゃう。振りが全てを受け入れるあっちゃんにとてもふさわしい・・・。海よりも広い心を表現しちゃっているよ・・・。

 

しかしなぁ、全部通じてもっちーが輝いているのがいいんですよ・・・。2:20あたりのドヤり具合とかお顔良すぎ・・・。2:51あたりの風になびかれているのさえなんか様になっているし、ドヤ嶋優花さんのドヤり具合が素晴らしい。かっちょいい曲ともっちーの歌声との親和性が良すぎるのも問題やな・・・(褒めてる)

 

5.ダイヤモンドスマイル

 


Run Girls, Run! / ダイヤモンドスマイル

 

イントロがとても特徴的な曲。目覚まし代わりのダイスマ。朝10時にぴったり。

めっちゃ暴れたい欲求が高まる魔力を秘めてしまっている(オタク君さぁ・・・

 

MVとしてはトレーニングしながら誰がセンターなのかを決める模様。

切磋琢磨する姿も青春って感じするし、アイドルアニメだと王道な回だったりするからそれを踏まえているのかなぁって。

 

ダイスマ衣装が白を基調に薄水色を合わせながら襟にキラっと光る銀のラメが入っているのがめっちゃかわいいので好きです。リンクライブの夏テーマで出てきたときは嬉しかったなぁ。

 

0:55でのランニングマシーンで頑張る三人の構図、よくないですか???

三人がこうして一緒に高め合う姿、これがランガちゃんだなぁって思ったり。

(余談ですが遠近法によりほぼ背が一緒に見えるのもまたよき)

1:45の上げられないもっちー、2:02のにがーってしているあっちゃん、どっちも愛おしい。

 

サビの振り全てが好きです。天才かよ・・・

ダイスマはサビ部分のメロディ・歌詞・振り付け全てがアガる要素しかなくて、強いと感じてしまうんでしょうか。

バチバチに後ろで鳴っているメロディが魔笛みたいにオタク的本能を呼び起こしてしまうのは確かですが、それに負けない堂々とした歌声を披露してくれています。

はやまるの気持ちよく聞こえるロングトーンが特に素晴らしい。

どこま~でも とどけええええええええええええ!!

 

 

6.Share the light

 


Run Girls, Run! / Share the light

 

ランガちゃんどころか他でもあまり聞かないメロが特徴的な曲。

時折シルエットにさせて美しくかっこよく魅せているMVも幻想的で素晴らしい。

 

全体的に一瞬一瞬ピタっと止まってかっこよく魅せているということを言っていたと思いますが、かなり練習したんだなぁと伺えるMV。実際のダンスでもキレキレに踊っているのがすごい。(むしろ進化しているし)

 

間奏部分のMVとダンスのギャップが激しい。特にもっちーはダンスではドヤ顔なのにMVだと怖い~!ってなっていて二度おいしい。

 

1:52での一瞬シルエットになるところのバランスが素晴らしい。これに限らず間奏前のあっちゃんパートがこの曲一番好きなポイントですかね。

ダンス主軸な曲であるのと同時に、キーが高めであっちゃん寄りになっていて、あっちゃんメインに据えられているのが伺えます。

 

3:02からはやまるパートで場を掌握させる歌声も聞けるし、何より三人のユニゾンがとても綺麗で、このMV見るだけでランガちゃんの良さがとても伝わる一曲になっています。

 

7.ランガリング・シンガソング


Run Girls, Run! / ランガリング・シンガソング

 

1stアルバムでの新曲にして、始まりの曲であるカケル×カケルの正統続編曲。

 

冒頭のはやまるがあっちゃんもっちーへのコメントは即興で考えたというから驚き。もっちーはね・・・wwってところでクスッとする。

 

歌詞がカケルのような勢いってだけじゃなくて、不安や想いの吐露が随所にされていて、メロディの疾走感とは裏腹なのがよりアンバランスさを醸し出している曲。しかしその迷いこそ成長の証にも受け取れる。

 

とはいえ振り付けや疾走感がカケルを踏襲しており、その辺りで感情的になってしまいますね。

 

バトンをハイタッチでつなぐところや最後の円陣など、3人の絆を感じさせる振りがとても好きです。全体的に3人の奏でるハーモニーが3色に聞こえるので、このあたりもまたよき・・・。

 

ところで冒頭に触れたはやまるの一人語り以外にもMVだと仕掛がふんだんに入っております。3人を見送るもっちーやLINEで話しているところ、ちょいちょいスタッフが映りこむところ、そしてやはり一番はあっちゃんのノートに書かれた文言"目指せ 武道館!"

3人共通の目標じゃないかもしれませんが、一番わがままを言わないあっちゃんが書いているというのもポイントですね。叶えさせてあげたい、いや、叶えさせよう!

 

8.ルミナンスプリンセス

 


Run Girls, Run! / ルミナンスプリンセス

 

煌びやかで豪華な印象を受けるが、どこか寂しさも感じさせるメロディが特徴的な最新曲。インスト版を聞くとその豪華さがより分かります。(Make it!キラスタオマージュ問題とかありますが・・・)

 

MVは遊園地を巡るパートとメリーゴーランドの前で踊るダンスパート。プリチャンランドを意識していますね。

 

ダンスパートに歴代プリチャン曲の振り付けが潜んでおり、1:11の卵を持ち上げるところはイルミナージュランド、1:14のワンステップだけゴアスタ、1:41あたりのステップ移動はキラスタ、0:55あたりであっちゃんもっちーのバレーっぽのがプリマ☆ドンナ?メモリアルだったりと数えたらきりがないほどです。

 

衣装も素晴らしい。青基調の微妙に異なるドレス風衣装が、冬の時期にぴったり!僕は大きめのベレー帽が好きです。

 

0:39ではやまるが萌え袖しちゃっていて、見ているこっちの方がドキドキしちゃっているよ!!!ツインテでそれは反則!!!(赤いゴムもイヤリングもかわいいね)

 

2:00からもっちーが口が半開きですが、開く角度がめっちゃ天才的だと思いませんか???これまでのMVでも開いていたのを観測してましたが、いかに可愛く開くかはある意味技術ですよ。(本人としては意識しているのかは分かりませんが)

 

0:51での"魔法の続きへ"の部分、指の動き方も陽の当たり方も顔の動きも前髪に至るまで全て可愛い!100点どころか773点あげたくなっちゃいます!!ここをアップで抜いてくれた編集者さんに感謝!

 

2:25あたりから3人が遊園地で遊んでいるシーン、好きです。

ティーカップのところとかカメラに向いてなかったりするけど、3人が楽しんでいればそれでいいんだよ・・・メイキング映像がBD付きの方に入っているのでこちらも是非!

(それにしてもばんざいの時にあっちゃんがはやまるの手を握っているのはなぜ・・・?)

 

3:10から暗転してドアップでダンスを披露するのですが、これがガチ恋距離・・・?見つめないでやめて浄化されちゃうああああああああああ!!!!

 

なんだかんだ言ってきましたが一番最後にこの曲で一番好きなフレーズで締めます。

 

終わらない恋をしたんだ みんな

 

 

9.あとがき

MVある曲だけで8曲!なんだかんだ長くなりましたね。

しかし!MVになっていないけど素晴らしい曲がいっぱいあります!

四季曲とかソロ曲とか青春アルゴリズムとか感情的になっちゃうし、今日の僕の脳内ではプリマ☆ドンナ?メモリアルが流れてましたし!

カケル×カケルのMV化は切に願っています・・・。

 

さて、このあたりで今回は締めます。

ここまで読んでくださり、まことにありがとうございます!

"推し”ってなんだろう

こんにちは!あくとです。

 

11月4日はいい推しの日だそうです。(投稿日は次の日ですが)

ハッシュタグで推し活をしている人もいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、本記事はタイトルにもあるとおり"推し"について書きます。

こう書くと僕の推しについてつらつら書くのではと思うかもしれませんが、どちらかと言えば哲学的な方面なので、そんな話読みたくないわ!って人はブラバしてください。

 

 

推しって言葉自体新しいと思ってしまう老害的考えがあるのですが、この言葉を検索すると元々アイドルグループの中で一番応援したい人のことを指す言葉らしく、AKBが広げたと言われているようです。

 

なるほど、確かにAKBが広まった時期はオタク(当時はヲタクという表記が多かったですが)という言葉が世に広がり、ネットスラングもかなり広がったと記憶しています。

 

この定義をアニメやゲームのキャラクターなどに当てはめると、"推し"と言われる存在はある一定の範囲内で一番応援したい人やキャラを指すということになりそうです。

 

しかし、応援したいという気持ちではなく単に好きであるという気持ちでも使われてますし、一番が何人もいるって人もいますし、(字面にするとめちゃくちゃですが)逆に推しは一人でこの人とあの人は好きな人など律儀に段階で分けている人もいます。

 

このように、"推し"という言葉は人によって様々であると言えます。

個人の意見ですが、それぞれの考え方を尊重しますし、単推しな人もDDな人もウェルカムです。それぞれ違うのがいいと思っている節まであります。

 

じゃあお前の考える"推し"ってなんだよ?と思われるかもしれませんが、これが頭を悩ませるんですよね。(じゃあなんでこんな記事を書いたんだって話ですが)

こうゆう理由で応援したい人など、世間一般でいう"推し"に該当する人やキャラはいるのですが、先述したとおり、"推し"という言葉が新しいと考えてしまう節があり、この二文字にまとめたくないと考える面倒くさいオタクの一面がどうしても出てしまうのです。日本語って難しいですね。

 

このような理由から、"推し"という言葉が出されたときに「この人の”推し”ってどんな意味を持っているのだろう」と考えてしまうのです。でも世間一般ではかなり広まってしまった言葉だからあまりこの言葉の意味について深く考えず使ってしまう人も多いのではないでしょうか。この差異を感じてもやもやしてしまうのです。こういった背景から、僕は推しという言葉を極力使わないようにしています。

 

タイトルにある"推し"ってなんだろうという問いは、答えが出るかはわからないし、おそらく自分の中でしっくりこないのではないかと考えながら、この言葉が死語になってしまうのではないかと感じます。

 

でも、推しという言葉は主に"応援したい"という気持ちと"好き"という気持ちが前提にある言葉であることを世間に広く知れ渡っているからこそ、通じやすく使いやすいという側面もあります。

 

「推しは推せる内に推せ」

 

という言葉は短いながらも意味としてはとても重い標語だと感じます。

特に昨今はユニットが解散したり、はたまたライブ会場やお店が潰れたりと、永遠な物はこの世に存在しない、諸行無常であるととても感じます。

 

「人の感情もいつかは変化する、でもこの一瞬一瞬に感じる思いは一つ一つが真実であるから、この気持ちに正直になろう。」

 

"推し"だからこそこうしないと!って半ば強制的に動いていた節があったのですが、ふとそれって果たして自分の幸福に繋がるのか、はたまた応援することになるのかと立ち止まってしまう時があったのです。しかしこう考えるようになって、その時々の気持ちに素直になればいいじゃん!と思考するようになれ、自分の中で肩の力が抜けたような気持ちになれました。

 

好きという気持ちってめちゃくちゃ大きい労力を使うし、人の感情を大きく揺さぶらせるものだと思うのです。だからこそあれこれ考えるよりも正直になった方が、ストレスも少なく楽に過ごせるのではないかと考えると一石二鳥じゃあないでしょうか。

 

最後の方は結構な私見でしたが、推しという言葉について考えてみるもよし!考えてみないもそれもまたよし!ということでお開きにします。

 

ご意見やご感想があればコメントなどしてくれると(多分)読みます。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

それでは!

【楽曲考察】Run Girls, Run! 四季シリーズ

こんにちは、あくとです。

今回はRun Girls,Run!(以下ランガちゃん)の四季シリーズについての考察をつらつらと書いていきます。
知らない人もいると思いますので、どのような楽曲なのかから説明します。
知っている人からするとめちゃくちゃ当たり前なことしか書いてないので、0は飛ばしてもらっても構いません。
ちなみに自分はランガちゃんを知っていこうと思ったのはShare the lightからなので、まだまだ新米ランナーです。

 

 


0.Run Girls,Run!四季シリーズとは

発売日順に


春:サクラジェラート

収録:スライドライド

発売日:2018年2月28日


【踊ってみた】サクラジェラート/Run Girls, Run!【厚木那奈美】

 

秋:秋色ツイード

収録:Go!Up!スターダム!
発売日:2018年10月31日

 

冬:スノウ・グライダー
収録:Share the light
発売日:2019年11日27日


スノウ・グライダー short ver./ Run Girls, Run!

 

夏:水着とスイカ

収録:Run Girls, World!
発売日:2020年5月20日


Run Girls, Run! / 水着とスイカ short ver.

という4曲から成り立つ楽曲シリーズです。

(サクラと秋色は試聴がないんですね。サクラジェラートは振り付けを担当したあっちゃんご本人による踊ってみた動画をつけました)


水着とスイカ以外はB面の曲のため、ランガちゃんは多少知っていてもこのシリーズのことは認知していない人もいそうです。

 

作詞:只野 菜摘
作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)


という両氏で全曲作られており、楽曲に統一感があるのも特徴的です。
ちなみにサクラジェラートが収録されているスライドライドはランガちゃんのデビューシングルであり、水着とスイカが収録されたRun Girls,World!はランガちゃんの1stアルバムです。
Run Girls,Run!四季シリーズと称されていますが、これはランガちゃん及び只野さん石濱さんが四季シリーズと呼んでいるため、他のアーティストと区別するためここではこう称します。

 

1.時系列について

Release順では春→秋→冬→夏なのですが、このとおりで見るのがいいかなと。
しかし水着とスイカの試聴部分はこれまでの回想になっているのですが、それだと秋→冬→春→夏っぽくも見れます。
只野さんがたびたびTwitterで仰られていたのですが、元々四季曲としての発注ではなかったようです。
秋色を作った時に次もあるかもとスノウ・グライダーを考えていたらしいので、四季シリーズが見えてきたのはこのあたりな

 

のかなと。


ですが水着とスイカを書くときにサクラジェラート要素をどう入れるか迷ったのだと思います。
そこでやむなくワンフレーズを差し込んだのですが、サクラジェラートを読むとどうもそこだと不都合が生じまくってしまう。
微妙にかみ合わない。


そこで本文では春(1)→秋→冬→春(2)→夏と読むことにします。
サクラジェラートで整合性が取れないところを2分割させてみることで整合性がとれるように見ます。

また出会い編から好きになる過程がないんですよね。
つまりこの楽曲シリーズはある少女の"初恋の失恋"過程が描かれたものだと言えます。


2.サクラジェラート(1)

好きな彼に遭うために主人公の女の子は一人で地元の桜まつりに行きます。

 

ライトアップをしているエリアはここだけだし、今日は晴れているから満開のチャンス
きっと彼も今日ここに来るだろう。
彼がいた!けど、なんか知らないピンクの子と仲良さそうにしているんだけど・・・?
なんかいけないものを見ちゃったかも・・・。気まずくならないように、遠ざけられたくないから気付いてないようにしよう。
どっかお店に寄ろう。ちゃっぴり高いアイスのお店。
サクラジェラートを注文してみた。
片想いは我慢って大人は言っていたなぁ。
まだちょっと寒いのにジェラートって、あぁ、なんか心の中までちょっと寒いなぁ。
元はマンガみたいな出会いをしたかっただけなのになぁ。
会いたかっただけなのに、どうして私の心はこんなにも寒いのだろう。
彼と隣を歩いて、あわよくばもっと先の関係になりたかったなぁ。
あの子がそうゆう子なの・・・?

 

ピンクの化身っていう表現が、悪意に満ち溢れています。
サクラのようにあまりにも綺麗すぎて、同じ女の子に見えずこう表現してしまったんでしょう。

 

ちょいちょい飛ばしている部分は、スノウ・グライダーの後の部分に回します。
(ところで女の子視点で曲を読んでみるパートがこれ以降も差し込んでいるので、文体が苦手と感じたからはブラバしてください)


3.秋色ツイード

駅から30分バスに乗って私の家があるため、23区から乗り継いで片道1時間ってところでしょうか。
アルバイトも禁止されて長髪黒髪で、ママが服を買ってくれていて門限をしっかり守る女の子なので、中学生っぽいなあと感じます。
まあ今の子は小学校高学年くらいになれば一人で乗り継いで遠出するのかもですが、動機が男の子への誕生日プレゼントを買うためですからねぇ。
門限を守るような大切に育てられたいい子っぽいので、小学生だとは考えにくいかなと。
ただ高校生が門限を守る・・・?うーん微妙w
まあ自分の周りにそんな子いましたが、あまりに稀有すぎるように感じますね。
また、きれいな子=バレエとか習っていたりと想像するところからも中学生かなと。
高校で習い事やめる人多いですよね。

誕生日プレゼントを買うために23区に行くけど、好きな彼(しかも幼馴染)は遠くからやってくる女の子のことが好きと気付いている。
遠くからやってくると書いていますが、おそらく都内在住でしょう。(女の子目線では)
というのもきれいな子=バレエとか習っていたり都会に住んで私立に通っている子らしいので。
書かなくてもわかるでしょうが、サクラジェラートのピンクの化身その人のことですね。

 

都会に行ってあの子みたいなきれいな子がいっぱいいることを知って、それに比べて自分はママが買ってくれたツイード(模様のワンピースとか?)を着て長髪の黒髪ってめっちゃ地味だな・・・。
おしゃれしたい、かわりたい、でもわかんない、都会の子たちと壁を感じる。門限を破れないように。
でもやっぱり自分は門限までに家には帰る

 

うわ~~~~、かわいいいいいいいい!!
女の子のもっと成長したいけどなりきれない気持ちが十二分に伝わってきますね。
都会の子たちとの壁と門限を破るという二つの意味にかかっているのが只野さんのすごさを感じますね。
どうでもいいことですが、思い悩むのってとっても青春じゃないですか。
少女交響曲の歌詞もかなりそうゆう描写があり、映画もそうなっているのでいいなぁって感じるんですよね。

 

ちなみにさらっと流されそうですが、彼への誕生日プレゼントは"夢をともしてくれるもの"らしいです。
そう、まだこの時は夢を諦めてないんですよ。


メロディについても触れます。
冒頭の部分がとても特徴的で、聞いた時に秋を感じさせます。
サビに至るまでのBメロがとても気持ちよく聞こえます。
2番サビ後のCメロに入る前に入るノイズに似た音が、女の子の気持ちを表しているのかなと感じたり。

全体的にまだ曲調としては明るく、希望はまだあるといった印象も受けます。


4.スノウ・グライダー

冒頭からひどい!
冬の冷気と自分の心の中の悲しい気持ちが同期してしまうニュース:彼は春からお引越し
街の名前は知っているとありますが、夏で都会とあります。
まあ察することはできますが。

 

この曲は最初から最後まで女の子の気持ちが沈んでいく様を表していますね。
手紙を書いて渡せなく、破りかけて飛行機折って飛ばす、それをグライダーに見立てています。
自分の凍てついた心を書いている文章だからスノウ・グライダー。
この表現といい、書いている内容が重い想いだから落ちてしまうという物理現象と心理的表現がうまく合わさっているところ、手紙を消したら白くなるから彼へ届くことも白いままでいいというところと、なかなか素晴らしい表現です。

 

きみも寂しいと感じるから言えなかったんだと考えそうになっても、絶対そうじゃないと気づいている。
きみの心に私はいないってことは知っている。だって幼馴染だもん。
私は幼馴染できみのことの一番の理解者でいたい、ただそれだけだと思い込みたいけどダメ、涙は止まらない。
でも理解者でいたいから、私の想いは伝えない。本当はきみに嫌われたくないだけだと知っているけど。
空も雪も自分の想いも真っ白なままできみに届いて。

もういいの


女の子的に自分に告げず引っ越すことがめちゃくちゃダメージでかかったんですね。
知っている街とあることからも、おそらく彼が好きな子が住んでいるところでしょう。
物理的に彼は好きな子と近くはなるけど、私は心理的に彼と近い存在よと言いたいという部分も只野節ですね。

 

Twitterで四季シリーズの感想を見た中に、この女の子が失恋した理由が読めないというのがありました。
まあ普通に読むとただ女の子になんも言わず引っ越しが決まったことを知るってだけですからね。
ですが秋色の項で、自分は都会に住む子たちとは全然違って地味だと自覚しています。
また彼の好きな子は都会に住む子だから、勝てっこないと思っているんでしょう。
今は距離的優位に立っているけど、引っ越してしまうとその優位性すらなくなってしまう。
あとは幼馴染だから彼のことを理解できる、そこだとポジティブに考えてもだからこそ自分は恋人にはなれないことを理解している。
自分も察してはいたけど、彼からなんも伝えられず人づてに引っ越すことを知るという事実からも自分への興味は全くないんだと知ってしまうショック。
これらの心理的事情を加えると、もういいのって感じてしまうのも仕方ないのではないでしょうか。

 

メロでも雪がしんしんと降っているのが想像でき、サビ部分がA,Bメロにあるゆったりとした曲調から一転してせわしくなっています。
サビ部分は女の子の気持ちがとても乗っている部分であり、サビに向かう部分の盛り上がりと相まって抑えきれない感情を表現しています。

 

またこの曲はランガちゃんたちのブレスがかなりはっきり聞こえているのも特徴的で、女の子のため息と寒くて白い息を吐くのとがリンクして聞こえます。
あっちゃんの最初の「もういいの」がとてもズキッとさせられます。


5.サクラジェラート(2)

さて、もういいのって言ったのにも関わらずまた地元の桜まつりに向かってしまいます。チェックのミニスカを着て、おしゃれをしてここに再び訪れます。
それにしてもおしゃれは我慢って結構聞きますが、実際女の子のおしゃれってすごいなと感じます。
時間めっちゃかけて服を選び化粧やネイル、ヘアコーデその他諸々をし、寒くても暑くてもおしゃれのために我慢するって・・・。
雪国出身なのですが、女子校生とか冬でも生足だったりするんですよ。足赤くなったりしているんですよ。絶対寒いんですよ。
でもダサくならないために我慢しているんですよね。すごいなぁって思っています。
(思っているだけじゃなくてちゃんと言葉にしていればよかったのかな、反省しています)

 

オシャレと片想いは我慢って大人たちが言っていた意味、今ならちょっとわかるかも。
あの時食べたサクラジェラート、買って食べた。
うん、やっぱりちょっと寒いな・・・。
思えばここに来た理由は彼に会いたかっただけ、会いたかっただけ。
あぁ、このサクラジェラートのようにあの子も溶けてしまえばいいのに・・・。
私のこの心も・・・。


これだけです。いや分割する意味ある?と思われたでしょう。
しかしジェラート2回も普通食べる?って話なんですよ。
しかも寒いの分かっているのに。
まあただのリピートだろという意見もあり、前述のとおり四季シリーズを見越しての表現じゃないから別に無視してもよくね?とも考えられます。
ですが、考察をする以上、最大限に考察したい!なのでこのリピートにも意味を持たせたい!そう思うわけです。
それとオシャレしないとと感じたのが秋色ツイードだと読めるので、おしゃれをした描写的に言えば分割した方がよいのではと。

 

ちなみに1回目のジェラートを買う描写がここの部分です。
無理やりな読み方をすると、2回目に訪れたときの回想をしているという表現もできます。
そうすると、サクラジェラートの位置はこの(2)が本筋なのかもしれません。

 

メロに関しては、4曲中一番明るく聞こえるのですが、やはりどこか切なさも感じます。
1番終了時に一旦リセットするかのような下がり方をして聞こえますね。
サビに至る部分の盛り上がりがやはりあるのですが、前述2曲に比べてその後がおとなしく聞こえるギャップもあります。


6,水着とスイカ

試聴部分は夏の描写とこれまでの回想が挟まっています。

 

春に彼が引っ越してから初めての夏休みに友達の家に泊まるって聞いてみんなで海に行こうってなったんでしょう。
きいたという部分がまた悲しいですね。女の子に直接伝えられなかったという。
誰もつれてきてないなピンク、とても敵意むき出しな表現ですね。
秋色ツイードの引用が始まるのですが、ピンクはジェラートでの表現です。

 

裸足のまま歩いてどこか知らない顔している人、彼ですね。
どこか知らない顔は都会に住んでいる子を彼は好きであるという事実を女の子に隠しているという表現でしょうか。
実際はそんなこと知っているから、知らぬ顔ってのはバレバレよと内心思っているんでしょう。
ただ全編通してこの歌詞は女の子目線でしか書かれてないので、主観が入りまくりなんですが。
実際は本当にただペットボトルの水を探しに来ただけなのかもしれません。

 

(スノウ・グライダーで自分の心は白く届いてほしいとあったが、)でも体も白いと自分の心が見えてしまうから恥ずかしい。
だから小麦色になりたい。
なんでまっすぐ見つめてくるの?(今さら)見つめられないよ。
この水着、ママが買ってくれたんだ。

 

水着に話題を逸らそうとしていますね。
そうそう水着はあせって冒険したとあるので、一人で買いに行ったのでしょう。
つまり女の子は嘘をついています。
しかもビキニですよ。おしゃれに目覚めているとは彼に知られたくないんですよ。

 

溶けるジェラート会いたかっただけの部分、只野さんも苦心したのがうかがえます。
なんとかねじこんだ結果ここかなと。
ただ曲単体で聞くと違和感ないのが素晴らしい。
サクラジェラートでは溶けずただ冷たいと思っただけだったのですが、溶けて時間が経った描写とピンクはいない描写が合わさっているのかなと。
それと同時に自分の恋心がサクラジェラートに見立てているとも考えられ、それが溶けているともとれそうです。
恋心、風前の灯火。

 

イカ割りがはじまった頃はもう肌も赤くなっているんでしょう。
もう白くない自分、その中気付きます。
彼が自分に振り向いてくれないことを淋しいと感じたのではなく、彼を振り向かせられない自分におこっていただけなのだと。
だって彼は初めて彼女の方を見つめてくれたのに、念願がかなったというのに、ジェラート(=自分の想い)は溶けるんです。
なんで?という違和感を感じつつ始まったスイカ割り。
赤くなった肌とツイード模様を連想する・・・までいくと流石に拡大解釈でしょうが、今はビキニを着て派手な女の子も秋になるとまた地味に戻ってしまう。
つまり女の子は地味な自分が嫌なだけ、男の子に振り向いてほしいという想いなんてなかったのだと。

 

ええ、結構無理がありますね。
はじけながら割れた 誰にも気づかれない想いだった
の部分とは乖離しています。

 

この女の子には確かに恋心はありました。
春にピンクの子と楽しそうに歩く彼のことを発見してしまいジェラートのように少し冷たい=苦しいな。
秋に彼への夢をともしてくれるものとして誕生日プレゼントを買いに都会に出るが、都会の子との差を感じる。
冬になんと彼は自分に無断で引っ越してしまうことを知る、幼馴染なのに私たちの関係ってなに?
また春がやってきてやっぱりジェラートは冷たいな、我慢しておしゃれと片想いをしても心は満たされないな。
夏にビキニを着た自分を彼は見つめてくれたけど、1年経って私の恋心はすっかり溶けてなくなってしまったと気付いた。

 

とこの女の子は解釈しようとして、実際は男の子への想いがはじけながら割れたんでしょう。
諦めがすっかりついたのでしょう。
何かとこじつけないと踏ん切りがつかない、納得がいく理由に思い当ってしまったからこそはじけながら割れたと解釈します。

 

いじらしいのは、ジェラートは溶けてなくなるが実際はスイカが割れただけ。
つまり想いはスイカのように残っているということです。
まあジェラートが女の子の想いだと歌詞の中にはっきりと書かれてないので僕の妄想の範疇を越えてないのですが。

 

今度会った時には 期待されているような女の子ではないかもしれないよ
この部分、とてもいじらしいですね。
明らかに女の子は意地を張っています。
これまで連絡してこなかったくせに、なんでこれからは連絡するんだよ、遅いんだよって。

 

さて、サビの部分の話をしましょう。
水着がおしゃれした自分で、スイカが自分の想い。
そこには砂の空白があり、離れている。
なぜって、おしゃれした自分は都会に住む子に似てしまったから。
だから彼も自分に振り向いてくれたんだと。
本当は地味な自分のままで、想いを受けとってほしかった。
なのに彼は水着を見て好意を向けてきた。
想いはそれぞれ好きな場所から見つめるように離れている。

 

水玉の恋って部分、スイカの英名:watermelonに掛かっているのかなと。
非力な女の子が割れるくらいのスイカだったでしょうから、小さいのかなとか思ったり。

この曲もやはり只野さんらしい表現法が随所に見えていて、なかなか楽しいですね。
いちいちここって書かなかったでしょうが、ここまで読んでくださった方ならどこと分かるでしょう。

 

メロディが、前述3曲と違って夏をあまり感じないのは僕だけでしょうか。
とても切なさがある曲調であることははっきりしてますが。
一番平坦に進行しているのも相まって、この女の子はもう男の子に傾かないのも暗に示しているようにも聞こえますね。

 

この曲はラップ調になっている部分と語りのような部分を交互にしてからサビに入る構成になっています。
声優ユニットだからこそ語りのような部分があるのはいいですね。
(同じ事務所の上田麗奈さんの"いつか、また。"という曲は吐息と語りに似た表現が入っており、好きな曲です)

youtu.be

 

さて、最後にランガちゃんのはやまる(林鼓子さん)とあっちゃん(厚木那奈美さん)が言っていたことについて議題に載せようかなと。

 

"ずっと忘れないなんて言っているけど、絶対忘れるじゃん!"
っていう発言ですね。
個人的には心の奥底にしまう感覚なんじゃないなぁと。
ジェラートに喩えたままならきっとすっかりなくなるでしょうが、スイカに喩えていますからね。
イカは食べても種が残るように、想いは小さくなってもいつまでも残るんじゃないかと。
(スイカの種、食べる人もいるけど)
ふとしたときに思い出す、そんな感じだと思います。

 

"そっと眠って"

 

このフレーズで曲が浮かぶ人はきっと思い当たる節があると思います。
上手に忘れるということは、きっとこの女の子のように踏ん切りがついて前に進むことなのだと感じます。
一生忘れないものとして心の奥底に眠らせるように。
実際は奥底なんかじゃなく、僕みたいに手に届く距離に置いてしまっている人が多いでしょうが。

 

7.おわりに


とまあつらつら書いてきたのですが、案の定長くなりました。
偉そうに書いてきましたが、実際ねじ曲がった考察になっていると思います。
拗らせていると自分でも感じています()

 

歌詞を眺めて考察することはあれど、このように文字にすることはなかったのですが、このシリーズはなかなか面白いと感じたので書いてみました。
解釈する人の数だけ違う解釈があると思います。
そもそも時系列も多岐に渡りますし、どの順番で見ても読めるのが只野さんの歌詞だと感じます。

皆さんも是非考察してみてはどうでしょうか。
僕も人の考察を見るのは好きなので、是非書いてほしいです。

 

全然違う話なのですが、シンデレラガールズの四季シリーズもなかなかいい歌詞でした。
あちらは起承転結がしっかりとれていて物語としては面白いのですが、いかんせん歌詞を読めばわかることだらけなので・・・。
まああちらは最初から四季シリーズを作るぞって臨んで作った楽曲集ですから違いはあるでしょう。

 

それにしても只野さん、ランガちゃんにこんな歌を歌わせるのかぁと思ってしまいました。
はやまるはこれを書いているときはまだ高校生ですし、他の二人も二十代前半。まだまだフレッシュさ溢れる三人です。
そんな三人にある一つの初恋が終わる過程を描く曲を歌わせることの意味ですよ!
青春をとても感じる曲をまだまだ青春時代を過ごせる三人に歌わせる・・・うーん、エモーショナル。

時間が経って歌ってみると、きっと三人の解釈も変わってきて、生放送とかで言っていたことを恥ずかしいと感じるんでしょうね。
特に水着とスイカは1stアルバムということもあり、各曲について色々なメディアで語っています。
検索すればいつでも出てくるので、彼女らは恥ずかしいと感じこちらはそれを微笑ましいと感じるでしょう。
同時に未来のランナーやランガちゃんについて知りたいと思った人が検索して出てくるのもありがたいことです。
特にランガちゃんのタイアップ曲の大半がプリチャン関連なので、今プリチャンを楽しんでいる女の子たちが読んで刺さるところも多いのではないかと感じます。
こうしてみると、ますます彼女たちにこの楽曲たちを渡したお二人は本当に策士だなぁとw

 

それと冒頭で少し触れましたが、サクラジェラートとスノウ・グライダーはあっちゃんが振り付けを担当されているため、水着とスイカも振り付けを担当しそうです。
そのあたりも楽しみですね。
(僕は新米も新米なので、スノウ・グライダーすら全然わからないのですが)

 

さて最後に願望も書いておきます。
とても素晴らしいシリーズなのだから、このシリーズを補完するような演劇とかやってほしいですね。
演劇でなくてもMVとかでもいいのですが。MV見てわかることもたくさんあるでしょうし。
(MVに関してはカケル×カケルも欲しい・・・3rd後に発表とかでもいいから作ってほしいですね。タチアガレも当初なかったのですがBestアルバムで付いたので)

 

では皆様、よいランナー生活を。

たのしかったあるなつやすみのおもいで

皆さん、こんにちは。あくとと申します。

 

前回の記事は反響があり、読んでくださった皆様ありがとうございました!

形に残す大切さを改めて感じました。

 

本記事は、あるなつやすみのおもいでについてです。

 

 

 

0.はじまり

 

2020年5月1日。

世は某感染症の危機に晒され、ありとあらゆることが中止になりました。

イベントに限らずアフレコや果ては一部生放送も中止になり、もううんざりだぁ!と思える日が続いて1か月が経とうとしていました。

そんな中、81プロデュースさんは所属声優さんたちにインスタライブとYouTubeでの個人チャンネル開設及び配信を許可してくださったのです。

これによって多くの声優さんがライブをしてくれ、オタクたちも推しの顔を拝める機会に感謝しておりました。

 

ファンサービスに定評がある山下七海さんも例外ではなく、インスタライブを4月10日と18日に行われ、この日が3回目でした。

みかん(おそらくオレンジ)を食べる、ネイルを塗るというとても生活感あふれる前回までの配信とはうって変わり、いきなりショートの髪(ウィッグ)で登場したり、ワグナーにとっては懐かしいと感じる人がいるマジックを披露したりとこちらを驚かせる配信でした。(深夜テンションでAmazonでポチったとあっけらかんと話している様がまた彼女らしい)

 

そんな中、一番の衝撃が最後にやってきます。

なんとYouTubeチャンネルでぼくのなつやすみ2をプレイするとのこと。

配信のために登録者1000人を超える必要があるからみんな!拡散してくれ~~!

ということでした。

 

こうなると強いオタク。公開からものの15分(推定)で1000人達成しました。

それにしても当時流行っていたあつ森ではなく家にあったPSPでできるぼくのなつやすみ2を初見プレイするという発想に至ったのがすごいなぁ。

(ぼくなつ自体はお兄ちゃんがやっていたのを見ていただけのようです)

 

そして3日後の5月4日。

ついに初回放送につながるのです。

 

1.ななみんとぼくのなつやすみ

 


1日目2日目ななみんとぼくのなつやすみ2

 

ここから先はただの駄文です。動画を見てない人は見てください。面白いなと思ったら記念にチャンネル登録もしてくれると嬉しいです。(新しい動画はおそらく上がらないでしょうが)

損はさせません!

 

2.オタク的感想(駄文ともいう) 

 

時にぼくくん自身のリアクションをとり、時にぼくくんと一緒に遊ぶ第三者の立場でのリアクションをとり、まさに七海さんがゲームの中にいる感覚を味わえます。

声優:山下七海というこれまでの経験や感覚が遺憾なく発揮されたと感じます。

顔出しをしなかった経緯は最終日に明らかにされますが、本来の声優という職業にとても合った配信だと思います。

 

配信の途中でお茶を飲んだり、くしゃみし損なったり、鼻をかんだり、宅配便に出たりと、生活音がバリバリ聞こえるので、家で一緒にゲームをする感覚を味わえるのも魅力的な要素です。また生配信時は頻繁にコメントを読んでくれて、その感覚はより大きくなっておりました。ななみんの晩ご飯当てクイズは必見!

 

個人的にキュンキュンしたポイントは、虫相撲のときにぼくくんかそれ以上に楽しんでいたり、なにももらえない晩ご飯当てクイズでドキドキしたりと、純粋にミニゲームひとつひとつを楽しんでいた点です。きっと実際にこどもと遊ぶときもこどもと一緒に遊んで楽しむのだろうなぁと考えるとキュンキュンしてきませんか?

 

ファミ通さんで配信されているななみんのねごともゲームを配信をする、他の番組に比べてフラットな彼女を見ることができる番組ですが、上記の点で異なります。また単発的な放送なので、長期的な物語のゲームをじっくりできないことから、彼女の思考がよりわかる配信になったなぁとも感じます。こちらでは純粋にワイワイガヤガヤゲームを楽しむ姿がとても印象的なので是非!

 


『スプラトゥーン2』に挑戦! 山下七海のななみんのねごと 第16回【ファミ通】

 

この放送の終了後すぐに19日目がプレミア公開され、七海さんもチャット欄に出現していました。(番組でのご褒美であるカレーパンと焼肉を今すぐ食べた~いと言われていたことから、おそらくファミ通の建物内で参加していたのでは?)

 

3.最後に 

 

5月4日から生配信や動画投稿、プレミア公開までとあらゆる手段を駆使して毎日なつやすみを過ごせる時間を作ってくれました。動画投稿されましたという新着通知か、あるいはインスタストーリーでの生配信予告をTwitter上で連絡し合うなどをして、みんなでなつやすみを過ごせたと感じます。

 

この5月は確かに悲しいこともたくさんありました。

それでもこの少し早いなつやすみを過ごせて、それ以上に楽しい思い出になりました!

 

ありがとうという気持ちを込めて、この言葉で締めたいと思います。

 

またね!

1年越しのお礼

本日は2020年3月8日(日)。

1年前のあの日にSSAに行っていなかったらどんな人生になっていただろうか。

2018~2019年は二つの意味で転換期となったが、間違いなくこの日は忘れられない日となった。

 

間接的なきっかけは2016年10月15日に行われたシンデレラ4thライブSSA公演Day1であったと思う。初めて出会ったプロデューサー仲間から勧められて(なぜか)岩手のLV会場で見たこのライブが生まれて初めてライブのすごさを知った日になった。一番印象的だったのは大槻唯役の山下七海さんであった。

大槻唯というキャラクターは太陽みたいに明るい子くらいしか知らなかったが、山下七海さんがその強いキャラクター性に負けるとも劣らないほど輝いていて、Radio Happyのときが一番輝いていて直視できないくらいだった。

この瞬間に感じたことは、大槻唯を担当にしようというものであった。

 

3年後にこの発想はどうだったのだろうと考える日が多いのだが、当時声優という存在についてあまり見ていなかった自分にとっては、これは仕方ないと考えるしかない。これまでの人生において声優という存在とタレントという存在はほぼ同格になるくらい縁遠いものだったからだ。

 

時は流れて2018年11月10日。この日はシンデレラ6thライブメラド公演。山下七海さんがご出演されるとのことで、大槻唯フルグラTシャツの企画に参加をしそれを着てメラドの回りをぶらぶらしていた。他のコンテンツのオタクだとそんなことはないかもしれないが、アイマスのP(=オタク)は同じアイドルの担当だと感じるや否や寄ってきて名刺(といっても自分を特定するPネームやツイッターID、ゲームIDが書かれたもの)を交換したり少し話したりと意見交換をする。僕も例に漏れず大槻唯が好きな人とつながることができた。

 

そうすると、大槻唯が好きだという人の中に山下七海さんも好きで推している人とも繋がることになるのである。必然的に山下七海さん関連の情報も流れるようになった。2年前とは違いこの頃には声優を推すということを覚えた自分にとって、山下七海さんも好きな声優の内の一人と数えていた。

 

そうして年末。WUGファイナルライブの日程が発表されるや否や、このことについてのツイートが目立った。その中にこのような文面のツイートを見かける。

 

山下七海さんでも大槻唯が好きな人でも、このライブに是非来てほしい。これを見ないことには彼女の全てを語れない。

 

この来年3月に解散するこの声優ユニットにそういえば山下七海さんもいたなぁと改めて認識した。ここまで言われるこのライブはどんなものだろうか。そしてこの声優ユニットってどんなユニットなのだろうか。声優ユニットWake Up, Girls!に初めて興味を持った瞬間である。その後に放送されたWUG忘年会も見てみると、本当に家族以上に親しい7人の姿を見た。カメラが回っているのにとてもリラックスしていて、気兼ねなく話しており、全員それがあたりまえだというような雰囲気だった。単純にいいユニットだなと感じた。

 

しかし興味を持ったはいいものの、自分のような最後のライブだけ行くことは許されるのだろうかを疑問に感じた。でもそんな不安もこうオタクは言う。

 

今のままじゃSSAはぶっちゃけ埋まらない。だからいろんなオタクに来てほしい。

 

悲痛とも思えるこのツイートで行くことを決心した。初見でも大歓迎だと言われて、不安もない。ライブレポも検索して読んだりしてみて、ライブ上での彼女たちはすごいということも知った。多分行かなかったら後悔するだろうと感じた。こうしてFFで募集していた7連番に入ることになったのである。

(ここで、年明けの徳島公演や仙台公演などは行けたのでは?と抱く人がいるかもしれないが、1,2月はとても忙しい時期であったためやむなく見送ってしまった。今考えるとめちゃくちゃ行きたいと感じたし恋愛サーキュレーション好きな自分にとっては愛知公演も羨ましかった。構わずライブに行っていたらSSAにすら行けてなかったとは思うけど・・・)

 

そうして3月8日。大宮のネカフェでWUGアニメを1周して、いいアニメだと感動をし寝ずそのままSSAまで足を運んだ。ライブはいっぱい楽しんで、いっぱい泣いて、いっぱい考えさせられ、間違いなく人生で最高のライブだった。ライブ感想は別の機会に回すとして、ここで本当に言いたいのはSSAまで連れて行ってくれたオタクたちに感謝をしたいということである。本当にありがとう!!

 

色々な想いや奇跡が重なって連れて行ってくれたと思っている。

終演後、7連番のオタクからこう言われた。

 

「今日は来てくれてありがとう!」

 

この返しをちゃんとしてなかったと思うけど、感謝するのはこちらも同じだ。

こんな奇跡的なライブに参加させてくれてありがとう!

 

しかし当時こんなことを言ってもきっと軽く聞こえてしまうと感じる。

1年経っても、この気持ちは変わらない。むしろ大きくなった。

あのライブの後、それぞれの道を進んだ7人の姿を全部とは言えないけれど追っていた。彼女たち7人は本当に個性的で自分のやりたいことに向かって進んでいる。その姿

を見ていて、本当に飽きないし楽しい。きっとSSAに行ってなかったらこんなことにはならなかっただろう。個々でもこんなに強いのに、7人揃ったときは本当に最強の7人だったと改めて感じる。

 

最強の7人の姿を見せてくれて、ありがとう!!!!!!!

 

Polarisで肩組んだのは消えることのない想い出になりました。

 

本当にありがとう!